最近の変化で思うこと

今年の2月に父が癌の病で入院生活を2か月近く送った後退院して、それまでの生活は一変して、何かと生活のサポートが必要となってから3か月ほどが経過した。 70代半ばの高齢になってからの長期入院ですっかり筋力が落ちてしまったし、癌のせいで食事が今までのように食べられなくなったので体重も激減してまるっきり別人のように小さくなってしまった父。

父の生活をサポートしながら思うのは大きな病気になって入院生活を余儀なくされたとしても、それまでに意識的によく歩いたりして鍛えていた筋肉は筋肉量が落ちたとしてもなんとか自立した生活ができるくらいは維持できているなあということだ。

ワンコとの暮らしの中で朝と夕方と毎日、雨の日も風の日も散歩を欠かすことなく行っていて、よく歩いていたので、退院後にやせ細った体でも歩くことだけは、できている。

歩くのは遅くなったし、少しあるくと心拍が上がってゼエゼエと呼吸も乱れてしまうけど、見ているとワンコライフで培った歩く力だけはまだ残っているんだな、と思う。 そうはいっても朝夕と以前のようにワンコを連れて散歩に行くことは負担が大きすぎるので私がワンコを引き取ることになったのだけれど。

 

父を見ていて、思うのはやはり、歩くことだけでは筋肉と鍛えるのは全身としては不十分で、上半身も下半身も全身をバランス良く普段から鍛えておくこと、柔軟性を高めておくことがどれだけ大切かということ。

私はヨガの練習を始めて15年経ち、アシュタンガヨガの練習を毎朝するようになって12年以上が経過しているけれど、恐らく運動嫌いだった学生時代の頃よりは全身の筋肉量は今の40代半ばのほうが多いと思う。

アシュタンガヨガの練習はそれこそ、足だけでなく全身の筋肉をバランスよく鍛えてくれる。コロナ禍でステイホームになったとしても、ヨガマット1枚敷けるスペースさえあれば練習はできる。  誰か相手がいないとできない球技とか、外やジムにいかないとできない運動とは大きく異なる点だと思う。 ヨガクラスでも、先生にインストラクションを出してもらわないとできないクラスとは違ってマイソールクラスでの練習は自分自身で少しづつ練習を進めていけるので、 練習に慣れてくれば、一人で家でもできる。

それだと不安な人は今はオンラインクラスという便利なものもできたので、順番を忘れてしまったとしても、画面越しに間違いを指摘してもらえたりもする。

コロナ禍と父の病気で改めて思うのは やはりずーっとこれから先もアシュタンガヨガの練習を続けよう、ということ。 自分自身の健康のため、介護が必要になった家族がいたとしても、ぶっ倒れないスタミナと養っておくため、 またヨガ的考え方を自分の一部のものとして、大変な状況でもひょいっと乗り越えていけるメンタルを養うため、 やっぱり私には練習が必要だな、と思うのだ。

 

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