ここで練習できる有難さを噛みしめよう

昨日は午後にサンスクリットクラスに出るのにシャラに行くと門の前に沢山の人が並んでいた。シャラート先生と写真撮影するための列だった。 人の波を搔き分けクラスに出るためにシャラに入るとまだシャラート先生は来ていなくて、カメラマンらしき女性がカメラと三脚を用意していはった。

思わず「プロのカメラマン?」と聞くと「ええ」と。後で1月で帰国する友人に聞くとそのプロのカメラマンに撮影してもらい、自分のカメラは使えないのだそうだ。 去年までは自分のIphoneで友人に撮影してもらったからすぐに写真を見ることができたけど、撮影してもらった写真はどのように貰えるのか。。 後日送ってくれるのかなぁ。。自分のカメラ使用禁止らしいのでその辺がとっても気になる。 サンスクリットクラスに出ている生徒さんも何人か撮影していて撮影が終わってからクラスに来ていた。 去年は2ヶ月全員が同じ日に写真撮影だったからめちゃくちゃ待ったけど、今年は1月に帰る人だけ、しかも自分のカメラで撮影できないのもあって、プロに撮ってもらう胃とさっさと撮影できてすぐに終わったらしい。

日が変わって今日からまたマイソールプラクティス。今日は待合い室に呼ばれるのはいつもより早かったから もう帰る人がいるから早くなったのかな、と思いきや、結局練習開始時間はいつも通りの時間だった。 昨日鍼治療に行ったから体が重たいかな、と思ったけど案外そうでもなくていつも通りに動けた。 暑さが増してきたから練習を始めてすぐに汗が噴き出るけど今日の練習場所はシャラの一番後ろで窓からの風がはいる場所だったから時折風を感じるのが心地良かった。

腰を労わるようにプライマリーを深めていく。 セカンドで足をしっかり使えるようにプライマリーでも足を意識して使っていった。 今日のカポタ、1回目は全然指先はかかとまで遠くて足も思うように踏ん張れない。2回目、アシスタントの人がヘルプに来てくれたけど、彼が何をしたいのか謎。。 結局どないしたいねん。。と内心毒づく。。 だってかかとを掴ませるわけでもなく、ただ胸椎周辺にスペースを作ろうとしてくれるけど、その先がないから手は全然近づけもしない。。

3回目、ビンヤサを入れて体をリセットし、もう一度自分で深めよう、、と自力で頑張った。 呼吸、足、 お腹、胸椎、腰椎にスペースを作る。。 と集中していくと 昔先生に言われたことが心に蘇る。。 呼吸をしっかり、、 足を使え、、 必死に右手を歩かせる。。

今日も右側がかかとを指先が触れた。。でも掴むまでにはいかない。。 左側。。 全然届かない。。 もう一度左足を踏ん張る。。でも届かない。。

今日は何故か4回目、もう一度頑張ってみよう、、って気になった。昔4回やって怪我したことあるけど、ここは暑い場所。汗もかけるし、外からのアジャストじゃなくて自力で頑張るから大丈夫かな、と。。

4回目。。 やはり右側はかかとタッチ。 でも左が。。  やっぱりダメだ。。

それでバックベンドの練習に入った。 カポタの背中や腰の感じよりウルドゥバダヌラアーサナの腰と背中の感じは より広くスペースが作れる感じがして快適な感じがする今日この頃。。同じ後屈なのに不思議なもんだ。 バックベンドしながら 金曜日からシャラート先生 カポタで掴めたか? とかもう聞いてこなくなったなぁ。。  こいつ今シーズンは無理やな、とか諦めはったんかなー。。  それはそれで ちょっと寂しいなぁ。。 まぁ掴めてはないんだけど。。 とか思ってた。

あれだけ毎朝聞かれていたのがいざなくなると それはそれでちょっと寂しい。 聞かれていた時のほうが両方全然つかめなくて、 聞かれなくなってからのほうが右側だけとはいえ、深められているのがなんだかなぁ。。とか思う。。

女性アシスタントの人が前で待ち構えている中でドロップバックをした。3回目で起き上がったタイミングで前のほうにシャラート先生が歩いているのが目にはいり、思いっきり目があって内心、「こっち来て!」と思ったら来てくれた。 待ち構えてる女性アシスタントには別の男性の練習生のところに行けと言って。

久々のシャラート先生にアジャストしてもらってのバックベンド。 胸椎を支えてくれてのハーフベンド、カポタで頑張りすぎで背骨が痛い。。

下に降りて歩いていく。。

「かよ! 歩け! 歩け! もっと歩け!」と名前を呼んで歩けと言われた。

必死で深めていく。。身体は必死。 でも「かよ」って初めて呼んでくれた。 何年ぶりだろ。名前呼ばれるの。。

必死で歩いてかかとタッチ。 もっとと言われて、ちょっと足首タッチ。

起き上がってきたら「カヨー! よくやった!!ベリーグッド!!」って褒めてくれた。

ひいー 痛いーって軽い悲鳴が出たけど、でも嬉しい。

些細なことだけど名前で呼ばれると嬉しい。。 新しいアーサナを貰えたわけでもないし、すごいことできたわけでもないけど、 なんか先生と生徒の関係を少しづつ築けていけているような感じがして嬉しかった。

練習が終わってココナッツを飲みに行くとちょくちょくお喋りするスイス人の女性が「あなたのカポタ、前より良くなったわね。私練習終わった時に更衣室に行く時にあなたがカポタやってるとこ見えたの。 腰痛はどう?」 って。

今季、私は腰痛、彼女は膝のけが、とお互い怪我や痛みを抱えながらの練習。前シーズンも同じ時にレジストして同じ練習時間で今季も同じ練習時間。 彼女は今月末で自分の国に帰るらしい。 前回は2ヶ月いたけど、今回は1ヶ月。 お互いに7回目のマイソール、ってことでも話が合った。 前回以外はいつも1ヶ月しか来れないらしい。 彼女には10歳と6歳のお子さんがいて、子供を置いていくのは1ヶ月が限界だと。 旦那さんの両親に子供さん達の面倒を見てもらい、そのご両親はパリに住んでいるからパリからわざわざ来てもらっていると。

彼女だけの問題じゃなく、家族全部を巻き込んでここに来ている、と。 怪我をしていても練習を頑張り、家族のサポートがあってここに来ていると。

やっぱりみんな、相当な想いがあってここに練習に来続けているんだよな、と思った。私もそうだ。 怪我しても身体のあちこち痛くても、旦那はんに迷惑かけて2ヶ月別居生活で寂しくても 2ヶ月クラスを休講にして中には離れていく生徒さんもいるけど、それでもここに来ている。 練習が好き。 ここでの練習が好き。先生の下で練習できる環境が何より幸せ。 国や文化が違っても みんなそれぞれの想いを抱えてここに来続けている。

今日の練習や練習仲間との会話で これからの1ヶ月、悔いのないようにしっかり練習を深めていこう。ここで練習できる幸せを噛みしめていこう。と改めて思った。

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