気負わず自動的に自然に起こること

今日は土曜日でレッドクラスの日だ。朝起きて準備してシャラに向かった。シャラについていつものように本を読んでいると、とっても愛想のいいワンコが寄ってきた。　首輪をつけているからどこかの家の飼い犬だろうけど、自由にシャラの周りを歩いて回り、並んでいるみんなに尻尾を降って相手にしてもらおうと愛想をふりまいている。

ここ、ゴクラムは野良牛や野良ヤギもいるうけれど、飼い犬もストリートドッグ達もラブラドールやパグといった西洋犬ではない限り自由にその辺を歩いて回っている。　首輪のあるなしで飼い犬かどうかわかるんだけど、どのワンコもみんなとっても人懐っこくて愛想が良い。　ここではみんなワンコ達をいじめる人はいないせいか、シャラの前にはいつも１匹はみんなが並んでいる所に入ってきて愛想をふりまいているワンコが昔から必ずいる。

今朝はそんなワンコの頭をなでながら日本の実家にいる福丸さんを思い出していた。　週１で実家にラインのテレビ電話をして電話越しに福丸さんの様子を見させてもらっているけれど、やっぱり毛皮のモフモフした感じやブヒブヒ犬語で喋っている様子など、直接会えないのはちょっと寂しいな、と思う。

今日のレッドクラスはいつもの練習のようにバックベンド以外はサクサク動けて、左右のヨガマットの間隔はほとんどなかったけど、ぶつかりそうな時はうまく前後に譲りあえて気持ち良く練習できた。最後のバックベンドだけが、今朝は痛めている背中のストレッチをしなかったせいか痛みがきつかったけど、それでもなんとか最後までやりきった。

最近になってたとえ体が痛い時でもプライマリーに関しては体が動きやすくなってきたな、と感じる。もちろん、完璧にできているか、と言われたらまだ完璧とは言えないけれど、毎朝練習して９年が過ぎ１０年目を迎えるようになると、それなりに体に馴染んでくるのかな、と感じる。

練習後の今朝のカンファレンスのお話の中で、ヨガの練習をやる、という感じではなくてヨガの練習が自然の流れになってくる、呼吸を意識的にえいや！っとがんばって深めるという感じではなくて自然と呼吸が長く深くなってくる、　自動的になってくる、だから短期的にえいや！っと無理くりヨガの練習をがっつりやったからすぎにどうにかなるものでもなくて、何年も何年も人生をかけて繰り返し練習していくと自動的に色んなことが自分の中にヨガが定着し自然なことになっていくから　根気強く繰り返し練習を続けていくことが重要なんだ、てなニュアンスのことを話してはって、　最近の私の感覚も相まってとても腑に落ちていた。

１０年近くの毎朝の練習があって、難しいアーサナができるとかできない、とかのことではなくて、自然と体がアーサナの練習に馴染んで、馴染むから呼吸も深く安定してきて、さらに心の状態も客観視できるようになってきてヨガの練習が本当に日常の一部になって何も特別なことではなくなってきた感じがやっとしてきたな、と思っていた。

だから今日のお話で　Automatically (自動的に）　と何回も言葉が出ていたのは、　そういうことかー　と納得していた。　アーサナも何年も毎朝継続して練習していくことで自動的に気負わず自然に安定していく、だからヨガは時間がかかるものでインスタントにできるものではない、ということなんだなー　と。

毎回カンファレンスの前半はシャラート師匠がお話される内容はだいたい聞き取れて心に響くようになってきたけれど、後半の質疑応答のパートは質問している人の声が聞こえず理解できない部分も多く、集中力もキープできなくて　ただ背中の痛みとお尻の痛みに耐える忍耐の時間だった。

カンファレンスの後は先週も買いにいったケーキをお持ち帰りして、友人の家でランチを御馳走になりケーキを一緒に食べて夕方は大分の別の友人とお茶してた。　ケーキを食べた後に夕方はあまーいシェークみたいな飲み物を飲んで今日は糖分摂取過多な日だ。　あぁ、このままじゃあ私太っていきそうだ。

ヨガが日常になり自然になるのは良いけれど、ここに来てやたらと甘いものを摂取するのが自然になるのはちょっといただけない。練習で体が重くならないように気をつけなれば。。

写真はシャラの前でみんなに愛想をふりまくワンコ。　まるで自分のレッドクラスを待つ列にならんでいるみたい。　なんだかとっても楽しそう。　一番下の写真は甘ーいシェイク状の飲み物。恐らくハイカロリーだと思われる。　これを飲んだ後は全くお腹が空かない。。