頑な心が時間をかけてやっとほどけてきた

気がつけば6月ももう10日を過ぎていた。最近は自分の練習でいかに集中力をキープするか、プライマリーからしっかり細部にまで身体の内部に意識を向けて練習するか、練習を見てもらっている先生から言われた言葉を心に刻み、思い出しながら練習している。

新開地マイソールクラスを始めて1年が経過し、少しづつだけど、クラスに来てくれる生徒さんが定着して練習に来てくれるようになり、生徒さん達が練習する姿を見させてもらいながら、つくづく自分自身がしっかり練習に励み成長していかないといけないと心から思う。

自分の未熟さは十分承知の上で、それでもクラスをスタートさせたからには無責任なことはしたくなくて、それには自分がまず成長できるようになることが不可欠で、それには先生から言われたことをちゃんと理解し、消化し、心に刻んで実践していかなければならない、と強く思うようになった。

私の一番の練習の未熟なところは集中力がキープし続けにくいところ。今まで生きてきた中で身に着けていたのは頭でばかり考える癖がついて練習中も色んな思考が出てきてしまうところ。 集中しようと練習し始めは思うのに次第に頭の中が忙しくなってしまうところ。 マットからも「もっと集中力を高めて練習していけば君の練習はきっと変わるよ」と言われたり、自分でも分かっているのに何年もちゃんとできていないところ。

セカンドのアーサナの出来なさ加減を嘆くより、まずはスリアナマスカラから全部のプライマリーの練習に注意を払い練習していこうとすると少しづつ集中しやすく、集中しやすくなるとちゃんとバンダのスイッチも入るようになり、今までよりも体が動かしやすくなってきた。

先に進めない自分を嘆くより今の自分の足下に意識を向けてちゃんと集中できるように励むことで結果的に少しづつ前に進むことができるような気がしている。成長したい、と思う心のせいなのか、以前に言われていた先生からの言葉が何年とか何か月経過してからふっと腑に落ちるようになったり、練習に通っていて言われる言葉がダイレクトに心に刺さるようになってきたり、なぜか何年も習っているのに最近になって掛けられる言葉での心の感じ方が大きく変化してきた。

私、習いに行っているようでちゃんと習えていなかったな、と気づいた。身体はシャラに行き練習しているけれど、心は頑なでなかなか自分で先生からの教えを受け入れられていなかったのだ。 頑固な心が最近になってやっと教えを受けられる準備ができてきたような気がしている。 10年近く練習し続けてやーっと心がほどけてきた感じ。 これもクラスを始めたことで成長したいと心から思うようになったおかげかもしれない。

やっぱりヨガって時間がかかるものだって本当だな。 だから一生やり続けるもんだって言われるんだな。 本当に根気強く練習を続けていかないと分からないこと。

でもそこに通えるシャラがあり、先生がいてくれる、ってとても幸せなことだな、と今さらながらつくづく思う。

 

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